中薗総合労務事務所

   

人事労務のコンサルティング&アウトソーシング

   

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05_解雇・リストラ

今後、減っていく仕事とは - 2017年12月9日

ニュース&コメント

最近、IoT や AI 等の影響によって減っていく、もしくは無くなっていく仕事に関するトピックをよく見聞きします。

例えば、少し前になってしまいましたが、約1ヶ月前には次のような記事が掲載されていました。

つまり、労働力人口が急速に減少すると予測される一方で、これまで人手に頼って行われてきた仕事が確実に減っていくという現実が、すぐそこまで迫っていると見てとれます。

では、具体的にはどのような仕事が減ったり、無くなったりするのでしょうか…?

現在、色々な研究機関等で色々な研究が行われているそうですが、厚生労働省がまとめた下の比較表が参考になると思われます。(日本法令さんの『社労士情報サイト』で紹介されていました。)

先行研究の比較

ポイントを抜粋すると、減ったり、無くなったりする仕事は機械やコンピュターに代替される可能性の高い、次のような仕事だということです。

  • 必ずしも特別の知識・スキルが求められない職業
  • バックオフィス等、従来型のミドルスキルのホワイトカラーの仕事
  • ルーティンタスク
  • ホワイトカラーの仕事
  • 定型的業務が中心の職種
  • 教育水準や所得水準が低い労働者の仕事

この辺は、われわれ士業、とりわけ社労士にとっても 脅威 となる事項が多分に含まれています。

事務代行やアウトソーシング等の業務がその典型例と言えそうですが、こうしたニーズが今すぐ全く無くなるというのは考え難いですし、考えたくないところです。

が、、、これからは時代の流れを常に意識し、環境に適応できなければ、いずれ滅びてしまう時が来るかも知れないと肝に銘じておかなければならないのでしょうね。 csweat


近況など

あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。

必死

12月も中旬に差し掛かってきましたが、事務所は冬季賞与やら年末調整、その他諸々への対応で、連日、フル稼働の状態が続いています。

さすがに、スタッフにも疲れの色が見え隠れしているような気がしますが、忘年会を励み(!?)に、何とか最後まで完璧にやり切ってもらいたいと願っています。

で、、、私はというと、その傍らでコンサルティング業務を中心に、いつもと同じように繁忙に追われています。

それと、一経営者として、来年の経営方針について色々と思料しているところです。

お陰様でここ数年は、売上高対前年比120~130%を維持してこれたのですが、手放しに喜んでいられないとも考えています。

売上高が伸びるということは、顧客数も受託業務量も増えているわけですが、その分、一つひとつの業務に対する質の低下が懸念されます。

既存のお客様に、本当に満足のいく価値提供が行きわたっているのか、足元を見つめ直す時かも知れないと、売上高アップの一方で感じています。

売上高は価値提供のバロメーターとして、もちろん上げていかなければならないのでしょうが、いたずらに規模拡大を目指すのではなく、事務所の先々を見据えると、ここらで質の充実やレベルアップを図ることの方がより重要度は高いのではないかと考える今日この頃です。


雇用の曲がり角!? - 2017年7月15日

ニュース&コメント

ここ最近、人手不足感が強まる一方で、無人化や省人化の動きが加速しているようです。

まずは、その辺が顕著に表れている記事を2つご紹介してみたいと思います。


そして、今後の雇用環境に最も影響を及ぼしそうなのが次の記事です。

つまり、人手不足の中で販売力を維持しようと採用に躍起となるあまり、人件費(賃金)が上昇の一途を辿る一方で、物は売れていないというのです。

売上高が伸びない中で、人件費だけが上昇してしまうと、当然、業績は悪化していくわけで、このままでは企業体力がどんどん失われていきそうなのです。

そこで、色々なところで無人化、省人化が模索され、人手に頼らない体質への転換が広がろうとしているのが、今の実情と見てとれます。

有効求人倍率は、バブル期並みと言われる昨今ですが、当面の企業等の雇用に関する方向性を極論すると、

  • 人材確保に躍起となる
  • 無人化、省人化に注力し、人手に頼らない体質に転換する

のいずれかに二分化されるように思われます。

もし、後者が実現してくれば、近い将来、有効求人倍率は一気に低下してくる可能性があります。

そういった意味では、今日取り上げた記事は、潮目が変わる、まさに「雇用の曲がり角」を示唆していると言えるかも知れません。

曲がり角

近況など

あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。

さて、こちらのコーナーは繁忙期にあってしばらく休んでおりましたが、久しぶりに書いてみたいと思います。

事務所としては、「労働保険料の年度更新」や「社会保険の算定基礎届」等の処理に追われ、その準備期間を含めると、4月からの約3ヶ月間の繁忙をようやく抜けました。

今年は、残念ながら途中脱落者が出たり、終盤では、弊所の情報機器の管理等でお世話になっている会社のミスにより思わぬトラブルが発生したりで、何かと想定外のアクシデントに見舞われましたが、主力メンバーの活躍により何とか膨大な事務処理をこなすことができました。

身内に対して言うのも何ですが、心から感謝しています!

この労は、後日、焼肉パーティーでしっかりねぎらいたいと思っています。 happy

 

ということで、お陰様で一つの山場は越えたのですが、この先を見据えると、次から次へとやるべきことがあります。

例えば、スタッフの増員と、それに伴う事務所移転です。

増え続けている事務処理量をこなすためには、人手は欠かせませんし、そのためには、手狭となった現事務所から、より広いスペースを求めて移転するしかないかなと考えています。

本来、社労士事務所の仕事も省人化を目指さなければならないところかも知れませんが、現状では、やはりマンパワーは欠かせません。

未来のあるべき姿を想定しつつ、目先の現実に対峙していく…。

実は、これこそが業種を問わない真の現状なのかも知れませんね。


     
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