中薗総合労務事務所

   

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10_年金事情・年金問題

iDeCoって? - 2017年8月1日

ニュース&コメント

iDeCoってご存知でしょうか?

個人型確定拠出年金の愛称で、英語表記(individualtype Defined Contribution pension Plan)から親しみやすい響きの「イデコ」になったとのことです。

親しみやすい? かどうかは別として、iDeCoの内容を端的にまとめると『将来の年金受取額を増やしたい人が誰でも加入できる年金制度』と言え、2017(H29)年1月から現在の形となりました。

もう少し詳しい内容を知りたい方は、下のパンフレットをご参照ください。

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なお、<事業主用>のパンフレットもありますので、社会保険事務等を担当されている方は、是非ご一読ください。

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実際に加入しようと思った時に、どこでどのように取り扱っているのか等を調べたりするのは面倒ですが、そんな方には今日の記事が参考になります。

さらに、年金に関して補足すると、2017(H29)年8月1日から年金を受給するために必要な加入期間(受給資格期間)が25年→10年に短縮されました。

新たに年金の受給権が発生した方にとっては、今回の措置は朗報と言えますが、それでも記事にもありましたように、国民年金対象者(自営業者等)の場合で、年金が月に約1万6,000円もらえるようになるといった程度の話に終わってしまうかも知れません。

若年層を中心に、将来受け取る年金に不安や疑問を持たれている方は依然として多いと言われていますが、そんな方にこそ今日取り上げたiDeCoへの加入は、検討の価値ありなのかも知れませんね…。


厚生年金基金8割が解散 - 2015年3月1日

ニュース&コメント

今日のニュースは、「厚生年金基金の解散」に関する記事を取り上げました。

8割が解散とは、大きな数字ですね。

うちの顧問先様でも、加入している基金が解散するというケースがいくつかあります。

結局、そうした場合に悩ましいのが、その後どうするか?というところで、中退共や特退共、確定拠出年金など他の制度への移行を検討しなければならないのですが、そもそも退職金制度自体をどういった形で存続させていくのか?といったところにまで議論が及ぶこともあります。

基金もそうですが、そもそも退職金制度は、右肩上がり経済成長と終身雇用を前提として作られていますので、今の時代に合うようアレンジする必要が出てきていると感じます。

会社の状況(業種・業歴・規模・社風など)によって何が最善策かは異なってくるので、一概には言えませんが、制度の細かいところを比較検討する前に、まずは会社としての考え方やスタンスを明確にしていくことが大事なのだろうと思いながら、日々の色々なご相談に応じています。


近況など

あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。

早いもので今日から3月に入りました。

3月といえば、仕事面では、これまで進めてきた人事制度の説明会やセミナー講師、著書の出版などがあります。

そして、事務所に目をやると、今春から大学に進学する甥っ子が、春休みを利用してアルバイトに来ることになりました。

この仕事にどこまで興味を持ってくれるかわかりませんが、たずねて来てくれるのは嬉しい限りで、ぜひ頑張って欲しいところです。 happy

といった感じで、どことなく落ち着かないこの時期ですが、4月以降を見据え、どっしり構えて頑張りたいと考える今日この頃です…。


     
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