ニュース&コメント
先般、セクハラ に関して、法整備の遅れを問題視する記事が報じられていました。
次のような感じです。
前財務省事務次官の問題で、財務大臣が「『セクハラ罪』という罪はない。」と述べたのは記憶に新しいところですが、この発言こそが、現状の法の不備を露呈しており、男女雇用機会均等法は事業主に対してセクハラ対策を義務付けるだけで、行為自体を禁じて罰する規定はないのですよね。
そもそも、立法する立場にある人の発言として「どうなの?」と感じた方も少なからずおられたのでしょうが、いずれにしても、指導者たる官僚や政治家でさえ、未だ男女平等といった意識は薄いのだなと見てとれます。
ちなみに、世界を見渡すとカナダやドイツ、イタリア、米国、南アフリカなど、少なくとも30程度の国・地域がセクハラ罪を制定しているとのことです。
セクハラに関しては、拙著(労働トラブル回避の処方箋)においても触れましたが、被害者側の主観に左右されるという難点を確かに抱えています。
しかし、「セクハラ罪」が法制化されるのも、そう遠くはないだろうと、これらの記事を見ているとあらためて感じました。
近況など
あらためまして、こんにちは!
特定社会保険労務士の中薗です。
先日は大阪を中心に地震に襲われ、そして、ここ2~3日は大雨に見舞われ、今年は本当に災難が多い年となっています (TT)
幸い弊所では、お客様を含めて、今のところ関係者に甚大な被害は出ていないのですが、被災された方には、心よりお見舞い申し上げるところです。
今日は「七夕」ということですが、とてもそれどころではないといった感じですね。
▽▽▽
さて、業務の方は、例年のこととはいえ年度更新⇒算定基礎届と、ここ1~2ヶ月は繁忙を極めておりましたが、それもスタッフ皆の頑張りで、ようやくゴール目前のところまで辿り着きました!!
ただ、仕事は”とどめを刺す”ことが大切ですので、あと少し何とか踏ん張ってもらいたいと願っています。
そして、それが終わると、今度は事務所の拡張作業が7月下旬にやって来ます。
現在、入居しているビル内で、もう1室別に事務専用スペースが増えることになるのですが、レイアウト等の変更に伴う引越量は、ざっと 段ボール80箱分 になります。
何故わざわざ暑い最中にやるの? と感じるかも知れませんが、実は1年の中で一番業務が落ち着くのが、この時期なのですね。
バタバタして業務に支障をきたすようなことがあってはならないのですが、事務所の拡張は、事務所が成長発展していく過程で将来を見据えると、どうしても避けて通れないことなのですよね。
そう考えていたところに、たまたま同ビル内に空室が出たというラッキーが重なって、この度の決断に至りました。
スタッフの皆さんには、なかなか落ち着かい状況が続き申し訳ないと思う反面、ぜひ志を同じくする仲間として理解と協力を得たいと考える今日このです。。。