中薗総合労務事務所

   

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60歳以降の処遇

60歳以降の処遇 - 2018年2月17日

中薗博章のニュースブログ

ニュース&コメント

今日は、ここ最近、明らかにその風向きが変わってきたと言える、60歳以降の処遇に関する記事を取り上げてみました。

記事では、『人手不足が続くなか、経験豊かなシニアの士気低下を防ぎながら、雇用を維持する動きが広がってきた。』としており、その背景として、『25年までに厚生年金の支給開始が男性で65歳に引き上げられ、定年や再雇用で収入が減る「60歳の崖」が課題となっている。』ことを指摘しています。

elderly person

実は、60歳前にできるだけ近い処遇で、65歳まで雇用を維持しようとの動きは、私どものクライアント様である中小企業においても、ここ1~2年ほど前から急速に顕在化していました。

既に、いくつかの企業では、本人が、特に労働条件の軽減を申し出ない限り、60歳前と同じ処遇をもって、65歳まで定年延長する措置をとっており、我われはそのお手伝いをさせて頂きました。

人手不足が顕著になるまでは、65歳までの継続雇用は、法律で定められた義務だからといった、あまり積極的とは言えない理由で実施されてきた感が否めません。

その際、給与は、60歳前と比べて30~50%程度カットするのは、当然のごとく行われてきました。

ところが、状況は急変し、60歳以降も、せめて65歳までは従前と変わらず、第一線で活躍してもらいたいとの考えになってきたのです。

それもそのはず、人手不足で後任者がいないのであれば、そうする以外に手だてがないのですから…。

ということで、60歳の崖 という現象は、この先、多くの場合で無くなっていくであろうと、私は見ています。


近況など

あらためまして、こんにちは!
特定社会保険労務士の中薗です。

pyeongchang
alpine-skiing

このブログは、年始に更新して以来、ずいぶん久しぶりの更新で、気がつけば、平昌オリンピックが佳境に差し掛かる時期となりました。汗

今年の冬は、本当に寒さが半端ではなく、インフレエンザも猛威をふるっていますが、皆様には体調管理に、くれぐれもお気をつけ頂ければと思います。

ちなみに、私のインフルエンザ対策は→ injection(予防接種)を毎年受けるようにしているのと、電車に長く乗る時は、できるだけマスクをするよう心掛けています。good

▽▽▽

さて、間もなく訪れる「春」と言えば、別れや新たな出会いの季節でもありますが、弊所も例外ではありません。

独立や、その他の事情で2名が退職し、その代わりに現在、2名の採用活動を進めています。

縁あって一緒に過ごしてきた仲間が事務所を離れるのは寂しい限りですが、それぞれの長い人生を考えると、環境を変えることが必要なときもあるでしょうし、ぜひ次のステージでも活躍してもらえれば、それはそれで嬉しいことだと前向きに捉えるようにしています。

 

「人」というと今年は、事務所としては、ぜひ 人事コンサルティング部門 を拡充したいと考えています。goo

ここのところ、この部分は私が中心となって進め、その他の事務処理関係をスタッフさん達で回してもらうといったスタイルだったのですが、事務所のバランスとしては、”あるべき姿”ではないのかも知れないと思い始めていたので、新たな体制づくりにチャレンジすることにしました。

事は、そんなに簡単にいかないのかも知れませんが、組織としてのレベルアップを目指す未知の取組みなので、焦らずコツコツと進めていきたいところです。。。(~_~;)


ではまた good-bye


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