ニュース&コメント
2017年(H29)11月から外国人技能実習制度が変更されました。
ますは、関連記事を日経と読売の二紙からどうぞ…。
ポイントは、次の3つ(5年・介護・罰則)ですね。
- 実習期間が最大3年から 5年 に延長
- 対象職種に 介護 が追加
- 人権侵害に対する 罰則 を設置
で、私としては、読売新聞の 『「途上国への国際貢献」を掲げながら、「労働力の確保」に利用されている実態があり、賃金不払いや違法残業なども横行…。』 とのくだりがやはり気になります。
なぜなら、次の記事の3ページ目にもあるように、やはり労基署もそこを注視するでしょうし、何よりそのような行為は大きな視野に立つと、避けなければならないと思うからです。
労働力人口の減少は、東京オリンピック以降に急速に加速すると推測されています。
そうなると、外国人労働力がますます貴重になってくると思われますが、現状の技能実習生制度は、あくまで1993(H5)年に創設された主旨が異なるものですので、その辺はよく認識しておかなければならいでしょう。
ここ近年は、労働者派遣や無期転換ルールなど、いわゆる非正規雇用の問題が法整備の中心となってきましたが、近い将来、必ずや外国人雇用の問題にシフトしてくるでしょうから、引き続きこの制度の行方は注視していきたいところですね。
近況など
あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。
今年は、本当に公私にわたって忙しく、なかなかリフレッシュする時間が取れていなかったのですが、今頃になってようやく、今年はじめてプのライベート日帰り温泉旅行に出かけてみました。
行先は、CM等で有名なこちらです。
サービスが行き届いているのは言わずもがなでしたが、必要最小限というか、効率のよさ、ここにこれだけは欲しいというサービスに集約されていたのに感心しました。
例えば、温泉にありがちなマッサージチェアなどは1台もありませんでしたが、妻いわく肌のお手入れに欠かせない乳液まで整っていて、まさに手ぶらで行っても何不自由なく過ごせる感じだったのです。
選択と集中 とは使い古された感のある言葉ですが、過剰なサービスではなく、最小のサービスで最大の満足を提供する。
これこそが、今の時代に求められるサービスのあり方なのかなと思い知らせれたリフレッシュのひと時でした…(苦笑)