ニュース&コメント
毎年10月に最低賃金が改定されます。
今週は、その方向性について報じられていましたので、関連記事を2つ取り上げてみました。
賃上げは、もともと現政権下における中心的施策の1つではありますが、益々その動きが鮮明となってきました。
この辺の動きについては、私もよく賃金セミナー等で取り上げているのですが、兵庫県の推移(下図)を例にとってみても、近年の急激な上昇ぶりには驚きを隠せません。
つい平成19年までは、700円を下回っていたのが、ここ10年ほどで一気に800円を超え、さらに今年は850円に近づこうとしています。
こうした傾向は、もちろん兵庫県に限った話ではなく、全国各地で起きているわけです。
では、この恩恵を労働者が享受できているかというと、一方では社会保障費が上昇しているので、実質的には手取りは増えていないというのが、大局的な見方となっています。
いずれにしても、企業等としては、何が何でも生産性(売上高÷人件費)を向上させなければ、この先、生き残っていくことは難しくなります。
賃金上昇を前提とした対策が、当面は必要不可欠であると割り切るしかないのでしょうね…。
近況など
あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。
連日の猛暑で、熱中症や夏バテには気をつけたいところですが、いかがお過ごしでしょうか…。
▽▽▽
さて、当事務所では昨日、近所にある 炭火焼肉『とく○』 さんで、ささやかながら「歓迎会&年更・算定の打上会」を催しました
こちらのお店は、事務所のイベントごとでは何度か利用させてもらっているのですが、暑い最中に冷房の効いたところで、冷たい生ビール片手に、美味しいお肉を炭火でジューっと焼いてあっつ熱で食べるのは、何とも言えない癒しと贅沢な時間でした。
日頃は業務に追われ、なかなかこうした機会が持てていなかったのですが、だからこそ昨夜は余計に、久々にスタッフ皆で楽しいひと時が過ごせたように思います。
まだまだ発展途上の事務所で、業務に追われることの方が多いかも知れませんが、時にはこうした小休止も挟みながら、共に成長していければと改めて感じました。