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既に2017年4月から実施されていますが、企業における生産性向上の取組みを支援するため、生産性を6%以上向上させた企業が労働関係助成金(一部)を利用する場合に、その助成額又は助成率が割増しされます。
厚生労働省によると、今後、労働力人口の減少が見込まれる中で経済成長を図っていくためには、個々の労働者が生み出す付加価値(生産性)を高めていくことが不可欠で、そうした取組みを後押ししていこうとの趣旨があるとのことです。
今日のトピックは「助成金の割増」ということで、そもそもその対象となる助成金について申請する予定がない方にとっては、あまり関係のない話かもわかりません。
ただ、生産性の向上については、人手不足が深刻化していく中で、どの企業にとっても避けて通れない重要な課題であると言えます。
同じ生産性の向上を図るにしても、この制度をうまく活用できれば、生産性が上がって業績が良くなる上に、助成金まで割り増してくれるので、まさに願ってもないチャンスとなります。
具体的な生産性の計算には、
が使われ、割増対象となる助成金の申請を予定されている方が使用されるのはもちろんのことですが、そうでない方であっても、今後の課題克服に向けてといった観点から、是非この機会に利用されてみてはと考えます。
多少、手間が掛かる感は否めませんが…。
近況など
あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。
桜もだいぶ散ってしまいましたねぇ~。
と言っても、私の場合、相変わらず業務に追われて、とてもお花見どころではなかったのですが…
▽▽▽
ちなみに昨日は、新大阪の某ホテルで行われた顧問先様の年度初めの「方針発表会」に、人事制度の変更点の説明も兼ねて出席させて頂きました。
かつては労働トラブル的なご相談が多かった同社でしたが、今や一転してどんどん成長発展されていく姿を目の当りにし、嬉しくもあり、自身の経営の勉強にもなりました。
改めて、この商売は、お客様の成長発展があってこそ、本当の意味で成り立っていくのだなぁ~ と切に感じました。
私としては、満足な休みも取れない今日この頃ですが、そうした状況にも耐えうる”元気”や”勇気”をもらったように思います。
さてさて、GWを前にしながら、まだまだやらなければならないことが山積みなのですが、お客様に負けないよう前を向いて頑張っていくしかないですね~ (^^;