ニュース&コメント
今日は、久しぶりに海外、とりわけ「アメリカの雇用情勢」に関する記事を取り上げてみました。
このブログでもリニューアル前は、時どき海外関連の記事について言及していたのですが、リニューアル後は約2年半ほど経って初となります。
それもそのはず、国内では働き方改革に関する記事が連日のように世間を賑わせている状況ですので、とても海外のトピックまで取り上げる暇がなかったのです…。
で、本題のアメリカの雇用情勢ですが、本日付の日本経済新聞によると、失業率は改善し、概ね完全雇用が実現されている状況とのことです。
就任以来、軍事や外交をはじめ、何かと物議を醸しだすことの多いトランプ政権ではありますが、雇用面では差し当たっては「問題なし!?」と言えるのでしょうか…。
同国の経済や雇用の情勢は少なからず日本に影響を及ぼしますので、良好であるに越したことはないのですが、つい1ヶ月ほど前には次のような雇用環境の変化を感じさせる記事が出ており、この辺を見ていると、先は決して楽観視できない状況であると感じてしまいます。
つまり、全体としての動向はさておき、細かく見ていくと、雇用の大きな受け皿の一つであるはずの小売業において、オンラインの無店舗販売に押されて再編が進んでいる結果、人員を削減する方向に動いており、これこそが一事が万事で近い将来を物語っているように感じます。
今は、日本においても人手不足で、有効求人倍率はバブル期を超えたとも報じられており、労働者にとって雇用情勢は明るいかのように見えます。
しかし、先程のアメリカ小売業の動きを見ていると、日本においても売り手市場であることが、かえって従業員を採用できないのであれば 省人化しよう! との企業努力を加速させ、いずれ雇用は人手を必要とする職業に集約され、パイ全体としては縮んでしまうように思われるのです。
つまり、AI等を活用した今後の省人化の進展状況にもよりますが、アメリカの完全雇用や日本の売り手市場は思ったほど長続きするものではなく、遠からず失業率や有効求人倍率は悪化に転じると考えておいた方がよいかも知れないのです。
以前、顧問先の社長様の中に、その辺のことについて力説されていた方がいらっしゃいましたが、これなどは、あながち現実離れした話ではなくなってくるかも知れません。
やや極端な見方かもわかりませんが、皆さんは今後の雇用情勢について、どのように見られますか…?
近況など
あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。
今年は「梅雨の前に夏が来た!」という声をよくお聞きしますが、いかがお過ごしでしょうか。
▽▽▽

さて、事務所では、いよいよ 年度更新 に突入しています。
例年のごとく、各労働局から送られる緑色の封筒が、事業主様を経由して、ぞくぞくと集結し始めているところです。
年々量が増えて大変ですが、ありがたいことです <(_ _)>
スタッフの皆には、7月上旬まで通常業務のうえに「年度更新 → 算定基礎」の事務処理が加わるので、非常に忙しい日々が続きますが、しばし集中力を保って、何とかミスなく乗り切ってもらいたいと願っています。
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その他、最近はお客様から業務の傍らで、食事にお誘い頂く機会が本当に多く、ちなみに今週は「焼肉TORAJI 大阪ヒルトンプラザ ウエスト店」(http://www.ebisu-toraji.com/shop/oosakafu/umeda/hilton-plaza/)さんに行ってきました。

いや~、体重や血圧が気になるお年頃なので、食は控え目にしようと思いながら、お洒落でゆったり落ち着いた雰囲気のお店で、あんなに美味しいお肉が出てきたら、とてもそんなわけにはいきませんでした…
お招き頂いたI社長様には、いつもご馳走になってばかりで感謝、感謝です。
お客様からのお誘いは、せっかくのご厚意なのでそうそうお断りするわけにはいきませんが、それにしても、事務所が大きくなる前に、自身の体が肥大化してぶっ壊れないよう気をつけねばならぬと切に考える今日この頃です。 