ニュース&コメント
今日はマイナンバー制度に絡んで、面白い記事がありましたので取り上げてみました。
マイナンバーは、法律で定められた目的外で使用することは許されず、12桁の番号の提示を求めることも禁じられています。
ただ、番号の一部を見せるよう求めていいかについては、これまで国も想定していなかったとのことで、ちょっとした混乱が生じてしまったようです。
大阪府内の焼肉店で、番号の一部を見せるよう求めていいかについて、事前に内閣官房の窓口に電話した際、「いいとも悪いとも言えない」という回答だったため、客のマイナンバーに、肉にちなんだ「1129(いいにく)」「2929(にくにく)」といった4桁が含まれていた場合に、焼肉4人前を無料提供するサービスを始めたそうです。
ところが、内閣官房は、後になって「店には申し訳ないが、一部とはいえ、それを何度も繰り返せば12桁がすべて分かってしまう可能性もある。運用には注意して欲しい」として、「自粛して欲しい」旨を同店に伝えたそうです。
内閣官房は「番号の一部を利用することを想定しておらず、窓口に周知していなかった」としているようですが、この他にもこのような予期せぬ落とし穴がまだまだ隠れているかも知れませんね。
気になるのは、もし既に広告等を行っていたのであれば、その分の広告宣伝費がどうなるか? ですが…。
おそらく、お店が見切り発車した感が否めませんので、損害賠償請求することは難しいのでしょう。
近況など
あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。
それにしても、マイナンバー「通知カード」の配達が予想以上に遅くなっていますよね。
昨日訪問した顧問先様から教えて頂いたのですが、『個人番号カード総合サイト』で郵便局への差出し状況が確認できるようになっています。
通知カードは、まず各郵便局に届き(差し出され)、そこから各家庭に配達される流れとなっていますが、そもそも郵便局に届いているのか(差出し状況)を見ると、およその到着時期が予測できるようです。
気になる方は、全国各地の状況が確認できますので、次のページをご覧ください。
https://www.kojinbango-card.go.jp/cgi-bin/tsuchicard/jokyo.cgi