ニュース&コメント
今日のニュースは、「厚生年金基金の解散」に関する記事を取り上げました。
8割が解散とは、大きな数字ですね。
うちの顧問先様でも、加入している基金が解散するというケースがいくつかあります。
結局、そうした場合に悩ましいのが、その後どうするか?というところで、中退共や特退共、確定拠出年金など他の制度への移行を検討しなければならないのですが、そもそも退職金制度自体をどういった形で存続させていくのか?といったところにまで議論が及ぶこともあります。
基金もそうですが、そもそも退職金制度は、右肩上がり経済成長と終身雇用を前提として作られていますので、今の時代に合うようアレンジする必要が出てきていると感じます。
会社の状況(業種・業歴・規模・社風など)によって何が最善策かは異なってくるので、一概には言えませんが、制度の細かいところを比較検討する前に、まずは会社としての考え方やスタンスを明確にしていくことが大事なのだろうと思いながら、日々の色々なご相談に応じています。
近況など
あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。
早いもので今日から3月に入りました。
3月といえば、仕事面では、これまで進めてきた人事制度の説明会やセミナー講師、著書の出版などがあります。
そして、事務所に目をやると、今春から大学に進学する甥っ子が、春休みを利用してアルバイトに来ることになりました。
この仕事にどこまで興味を持ってくれるかわかりませんが、たずねて来てくれるのは嬉しい限りで、ぜひ頑張って欲しいところです。
といった感じで、どことなく落ち着かないこの時期ですが、4月以降を見据え、どっしり構えて頑張りたいと考える今日この頃です…。