中薗総合労務事務所

   

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11 月

厚生労働省HPが閲覧停止 - 2015年11月23日

ニュース&コメント

11月20日午後10時15分頃から、厚生労働省のサーバーに外部からのサイバー攻撃とみられる大量のデータが送りつけられ、同省はシステムを攻撃から守るために21日午前2時半頃にサーバーを停止したのことです。


なお、情報の流出があったかどうかは調査中で、復旧の目処もたっていないとのことです。

ちなみに現在、同サイトにアクセスすると以下のような画面が表示されています。

厚生労働省

『国際ハッカー集団「アノニマス」を名乗るツイッターは、厚生労働省のホームページへの攻撃を示唆しており、同省はアノニマスによる攻撃かどうかも含めて調べている…』とのことです。

cyber-attack

ちょうど20日の夜に、このサイトをメンテナンスしていたのですが、どうも厚労省ページへのリンクがつながらないなと思っていた矢先にこのニュースが流れてきました。

最初はこのサイトがおかしいのかと思って不安になりましたが、まさか厚生労働者のサイトが攻撃されていたとは驚きです。

マイナンバー制度が始まろうとしているこのタイミングでのサイバー攻撃ですので、ハッカー集団は嫌がらせや情報流出を狙っているのでしょうか…。

いずれにしても情報が遮断されてしまうと、何かと支障が出てきますので早く復旧して欲しいものです。

そういえば、以前は厚労省の偽サイトが出現して大騒ぎになりましたが、今回はより心配になります。


記事掲載後にホームページが復旧したとの報道発表がありましたので、追記します。


近況など

あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。

遂に、一昨日にアレが、昨日にはアレが我が家に届きました!

一昨日は、著書の印税の支払明細書で、昨日はマイナンバー(通知カード)が届いたのです。

印税といっても微々たるもので(涙)、通知カードは思ってた以上にちゃちい感じのものでした。

印税については、著書を出版した時には、「印税生活を目指すぞ~っ!」と冗談で夢物語を吹いて回っていましたが、現実は夢のまた夢だなと確信しました… csweat


ミスマッチ失業率とは? - 2015年11月16日

ニュース&コメント

今日は、「ミスマッチ失業率」というトピックが気になったので取り上げてみました。

日本経済新聞によると、日銀の試算で『求職者数に対して企業の求人数が足りない状態が解消したことがわかった…』 とのことなのですが、これって一体どういうことなのでしょうか?

労働力人口に対する失業者の割合を示す完全失業率は理由によって2つに分かれ、それは

  • 求職者数に比べ求人数が足りないことが理由の失業率
  • 求人があっても職種などの条件が求職者と合わないため起きるミスマッチ失業率

ということだそうです。

そして、7~9月平均のミスマッチ失業率が3.390%だったのに対して完全失業率は3.367%となっており、理論的には企業の求人数が求職者数を上回っているので、職種などの条件にこだわらなければ、みんな働ける状況になっているということなのです。

さらには、こうした逆転現象は1992年7~9月以来23年ぶりだそうです。

私は、よく顧問先の社長様などに、現状で人手不足感が強いのは、

  • 建設
  • 介護
  • 飲食・小売

の3つでしょうと話すことがあるのですが、こうした職種にこだわらなければ、失業していてもすぐに職に就ける可能性が高いと今日の記事は指摘しているのではないでしょうか。

そうなると、企業としては優秀な人材を確保するために賃金が上昇する傾向に動き、これが消費を喚起して景気にも好影響をもたらすというのが通常考えられるシナリオですが、経営者としては、そんなに簡単にはいかないよというのが本音ではないでしょうか…。


近況など

christmas-tree

あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。

この時期、私の自宅の近くには大きなクリスマスツリー(イルミネーション)が登場するのですが、これすなわち年末調整の繁忙に突入する合図(サイン)のようにも思えてきます… 汗

今年は、スタッフみなさんのお蔭で、準備態勢は例年以上に整っているようには思うのですが、ここから年末まで気を抜けない日々が続きます。

せっかくのツリーを楽しむ余裕も欲しいところですが、現実はなかなかです…。

それと話は変わりますが、ここのところ顧問先様の依頼を受けて、海外赴任者のリスク管理に関する社内規程の作成について取り組んでいます。

その矢先に、パリでのテロ事件が起こったわけですが、その惨状をテレビ等で見ていると、決して対岸の火事ではいられないなと身につまされています。

社内規程をしっかり作ったからといって今回のような惨事を防げるものではありませんが、少なくともこのような時こそ迅速に対応できるようなしっかりとした規程を作らなければいけないなと改めて痛感しました。

日本にいて平和に暮らしていると、ついついリスク管理について甘く考えてしまいがちになりますが、世界に出て行くということは、そのような甘い考えは許されないのですよね。


安全衛生リーフレット - 2015年11月13日

ニュース&コメント

今日は、ニュースという訳ではないのですが、安全衛生管理に関して私もよく活用している厚生労働省の便利なリーフレット集のページをご紹介します。

安全衛生管理の状況をチェックするために労働基準監督署が臨検(立入検査)に入ることがあります。

安全というと、主に製造業が対象と考えられますが、最近はサービス業などもよく対象となります。

では、そういった場合に、どのような所に注意しなければならないのか? ということになりますが、その際に参考になるのが、今日ご紹介したページです。

単に労基署対策ということではなく、やはり参考になる発見が多々あるかと思われますので、是非ご参考にして頂ければと思います。

安全衛生管理に携わっている方は必見ではないでしょうか…。


近況など

あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。

事務所の近況ですが、この度、社会保険労務士(試験合格者)の求人募集を始めました。

今日、ハローワークでの求人の手続きも行ってきたのですが、最近はハローワークで求人を出すと、ハローワークのみならず、各種公共機関(市)や民間企業(職業紹介会社)等へも求人情報が流れるようになっています。

求人を出す側にとっては、非常に便利な仕組みになったなぁ~と思います。

bow

ということで、、、
社労士事務所での勤務を志望されている方は、是非ご応募いただければ幸いです。
(できれば阪神間の方)

今年は社労士試験の合格率が低かったので、その影響が気掛かりですが、よろしくお願い致します!!


マイナンバーの一部提示 - 2015年11月11日

ニュース&コメント

今日はマイナンバー制度に絡んで、面白い記事がありましたので取り上げてみました。

マイナンバーは、法律で定められた目的外で使用することは許されず、12桁の番号の提示を求めることも禁じられています。

ただ、番号の一部を見せるよう求めていいかについては、これまで国も想定していなかったとのことで、ちょっとした混乱が生じてしまったようです。

大阪府内の焼肉店で、番号の一部を見せるよう求めていいかについて、事前に内閣官房の窓口に電話した際、「いいとも悪いとも言えない」という回答だったため、客のマイナンバーに、肉にちなんだ「1129(いいにく)」「2929(にくにく)」といった4桁が含まれていた場合に、焼肉4人前を無料提供するサービスを始めたそうです。

ところが、内閣官房は、後になって「店には申し訳ないが、一部とはいえ、それを何度も繰り返せば12桁がすべて分かってしまう可能性もある。運用には注意して欲しい」として、「自粛して欲しい」旨を同店に伝えたそうです。

内閣官房は「番号の一部を利用することを想定しておらず、窓口に周知していなかった」としているようですが、この他にもこのような予期せぬ落とし穴がまだまだ隠れているかも知れませんね。

気になるのは、もし既に広告等を行っていたのであれば、その分の広告宣伝費がどうなるか? ですが…。

おそらく、お店が見切り発車した感が否めませんので、損害賠償請求することは難しいのでしょう。


近況など

あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。

それにしても、マイナンバー「通知カード」の配達が予想以上に遅くなっていますよね。

昨日訪問した顧問先様から教えて頂いたのですが、『個人番号カード総合サイト』で郵便局への差出し状況が確認できるようになっています。

通知カードは、まず各郵便局に届き(差し出され)、そこから各家庭に配達される流れとなっていますが、そもそも郵便局に届いているのか(差出し状況)を見ると、およその到着時期が予測できるようです。

気になる方は、全国各地の状況が確認できますので、次のページをご覧ください。
https://www.kojinbango-card.go.jp/cgi-bin/tsuchicard/jokyo.cgi


法人番号の目的って? - 2015年11月8日

ニュース&コメント

いよいよ通知が始まっているマイナンバー(個人番号)ですが、今日は企業版のマイナンバー(法人番号)も11月末までにネットで公表されるとの記事がありましたので取り上げてみました。

この法人番号は、個人番号以上に目的やメリットがわかり難いとの声をよく耳にします。

ちなみに国税庁ホームページによると、導入目的として次のようなことが書かれています。

法人番号って何?何のために導入されるの?
  • 法人番号は、株式会社などの法人等に指定される13桁の番号で、個人番号(マイナンバー)と異なり、原則として公表され、どなたでも自由に利用できます。

法人番号は、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平かつ公正な社会を実現する社会基盤であり、番号法の基本理念として、次の4つの目的があります。

  1. 法人その他の団体に関する情報管理の効率化を図り、法人情報の授受、照合にかかるコストを削減し、行政運営の効率化を図ること。(行政の効率化)
  2. 行政機関間での情報連携を図り、添付書類の削減など、各種申請等の手続を簡素化することで、申請者側の事務負担を軽減すること。(国民の利便性の向上)
  3. 法人その他の団体に関する情報の共有により、社会保障制度、税制その他の行政分野における給付と負担の適切な関係の維持を可能とすること。(公平・公正な社会の実現)
  4. 法人番号特有の目的として、法人番号の利用範囲に制限がないことから、民間による利活用を促進することにより、番号を活用した新たな価値の創出が期待されること。(新たな価値の創出)

ちなみに原文は、次のURLに掲載されており、導入目的に他にも、法人番号に関する各種情報が網羅的に確認できます。

個人番号もそうですが、やはり書かれている内容が抽象的で、これではよくわからないと感じます。 汗

私なりには、法人番号の導入によって、例えば、法務局、税務署、労働局や年金事務所がバラバラに管理していた企業情報を共通番号で紐付けることによって縦割り行政では見えていなかった状況を浮き彫りにしていこう! というのが最大の目的で、直接的なメリットがあるのは役所だと考えています。

で、社労士の取り扱っている分野でいうと、社会保険に未加入の企業等は相当数(200万社?)にのぼっているとも言われていますが、これらの企業等にとっては、脅威になってくるかも知れません。

きちんと加入していれば何ら問題ないことなのですが、少し先には役所間の横連携が図られることが想定されますので、社会保険に限らず辻褄の合わない状況は許されなくなってくるでしょう。


近況など

あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。

昨日は仕事で京都市内に行っていたのですが、非常に多くの外国人観光客が目に付きました。

また、減少する労働力を確保するため外国人の活用を図ろうとの動きもありますが、つい100年余り前にはこの地で「尊皇攘夷」等といって鎬を削っていた時代があったのだなぁ~と、ふと不思議な感覚がしました。

そのように考えると、時代の流れは凄まじいなと感じます…。


     
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