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今日は、残業と昇進の相関関係について興味深い記事がありましたので取り上げてみたいと思います。
この記事、企業側と労働者側の意識のギャップが鮮明に出ているところが面白いところです。
- 企業側
- ● 残業時間の長い社員が早く昇進している → 約5%
● 残業時間の長い社員が早く昇進していない → 約25%
● 社員の残業を評価していない → 約50% - 労働者側
- 同僚と比べて自分の仕事の効率性が高い、どちらかといえば高いと答えた人の割合
● 週40時間労働未満の人(労働時間が短いの人) → 約30%
● 週60時間労働以上の人(労働時間が長いの人) → 約40%
つまり、企業側は、長時間残業は効率が悪いと思っているにもかかわらず、労働者側は、むしろ効率は高いと思っているという構図になっています。
確かに、業種や仕事内容によっては長時間残業が避けれらないケースはあります。
しかし、多くの企業では残業はプラス評価しておらず、むしろマイナス評価となっているようで、共感する経営者・経営幹部の方は多々いらっしゃるのではないでしょうか・・・。(基本的には私もそうですが)
残業を余儀なくされて頑張っておられる労働者(かつての私もそうでしたが)にとっては実に酷な話ですが、これが現実と受け止めて対策を練る必要があるかも知れません。
残業抑制策については、拙著でも書いたのですが、その基となったレポートをご紹介しますので、参考になれば幸いです。
近況など
あらためまして、こんにちは
特定社会保険労務士の中薗です。
いよいよシルバーウィークも最終日となりました。
普段、仕事で外出が多い私は、休みに入ると逆に出不精になってしまうのですが、結局この連休もあまりレジャーという感じにはなりませんでした。(妻の「わざわざ混んでる時に遊びに出かけなくてもいいんじゃない?」の一言が決め手となりました。。。笑)
ですが、日頃できなかった買い物、車のメンテナンスや事務所HPのプチリニューアルなど、地味ながら充実した休みだったと思います。
この連休が終わると、いよいよ年末に向けて繁忙期に入っていきますが、その前のいい息抜きにもなったような気がします…。